ハラスメント対応について

ハラスメント行為は人権にかかわる問題であり、従業員の尊厳を傷つけ職場環境の悪化を招く、ゆゆしき問題です。サザンテクノ株式会社では、ハラスメント行為は断じて許さず、すべての従業員が互いに尊重し合える、安全で快適な職場環境づくりに取り組んでいきます。

このため、管理職を始めとする全従業員は、研修などにより、ハラスメントに関する知識や対応能力を向上させ、そのような行為を発生させない、許さない企業風土づくりを心掛けてください。

ハラスメント防止指針

1. 基本方針

職場におけるセクシュアルハラスメント、マタニティハラスメント、パワーハラスメント(以下、総称して「ハラスメント」という)は、従業員の労働意欲・成長を妨げ、また職場環境(従業員が通常勤務する場所だけでなく、業務を遂行する全ての場所を含む)を悪化させ社会的評価に影響を与える問題であり、当社はハラスメント行為を断じて許しません。ハラスメントが疑われる行為があった場合には、迅速かつ慎重に調査を行います。また、事実が確認された場合は、就業規則第75条、76条に基づき厳正な処分を行うと共に、再発防止策の措置を講じます。

2. 禁止されるセクシュアルハラスメント行為

  • 性的な冗談や噂を流すこと。
  • 従業員の服装や外見に関して性的なコメントをすること。
  • 相手が固辞しているにもかかわらず、食事やデートにしつこく誘うこと。
  • 性的な画像や資料を見せること。
  • ヌードポスターを職場に掲示すること。
  • 従業員の身体を不適切に眺めること。
  • 他の従業員を職場内外でつけ回すこと。
  • 性的な関係を職場内外で強要すること。
  • 身体を不適切に触ること。
  • 頼まれていないマッサージをすること。
  • その他、上記に準ずる行為。

3. 禁止されるマタニティハラスメント行為

  • 妊娠・出産に関連する法令上の権利の行使を妨げること。
  • 妊娠・出産を理由に不利益を与える言動(解雇、降格、配置転換等)。
  • 妊娠・出産による業務の支障を不満として表すこと。
  • 妊娠中の体調不良に対する不平不満。
  • その他、妊娠・出産に関連して精神的または肉体的苦痛を与える行為。

4. 禁止されるパワーハラスメント行為

  • 机を叩く、書類を投げる等で脅すこと。
  • 一方的に恫喝すること。
  • 部下の相談を無視または拒絶すること。
  • 人格を否定する発言を繰り返すこと。
  • 業務とは無関係に自分の方法を押し付けること。
  • 部下に不当な責任を押し付けること。
  • 不当な退職強要や解雇のちらつかせ。
  • 業務に必要な情報を与えないこと。
  • その他、上記に準ずる行為。

5. 上司の責任と恫喝

職場の上司は、部下がハラスメントを受けている場合、それを黙認してはなりません。

6. ハラスメント相談窓口の設置と対応

  • 会社は、ハラスメントに関する相談・苦情対応のために総務部に相談窓口を設け、責任者は取締役会とします。
  • ハラスメントに関する相談・苦情の受付。
  • 事案の事実確認。
  • 適切な措置を講じる。
  • ハラスメント防止に関する啓発活動や研修の実施。

7. ハラスメントの発生が疑われる場合の申出

発生した事案に関してだけでなく、発生の恐れがある場合も申出をすることができます。

8. プライバシーと秘密保持の徹底

相談窓口の担当者は、申出者および関係者のプライバシーや名誉を保護することに十分留意し、知り得た情報の秘密を厳守する義務があります。

9. ハラスメント申出者の保護

会社は、ハラスメントの申出を行った従業員に対して、不利益な取り扱いをしてはなりません。

10. ハラスメントが認められた場合の懲戒処分

ハラスメントが認められた場合、就業規則第75条、第76条に基づき、懲戒処分を行います。

11. 会社および管理職のハラスメント防止義務

会社および管理監督者は、従業員に対してハラスメントを防止するための指導・啓発に努めます。

12. 再発防止策と啓発活動の強化

ハラスメントの事案が発生した場合、迅速に再発防止策を講じ、指導・啓発活動の徹底を行います。

株式会社トライテック
代表取締役 平林 正基